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スターバックスはフランチャイズ展開をしていない!?スタバが直営店戦略をとる理由                                  

スターバックスはフランチャイズ展開をしていない!?スタバが直営店戦略をとる理由                                  

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スターバックス(スタバ)の由来や歴史、ロゴ(マーク)の意味とは? | 歴史・由来・意味の雑学

たくさんのファンを抱えているスターバックス。スタバの店舗を経営してみたい!FC加盟の方法を知りたい!という方は多いと思います。

しかし、スターバックスコーヒージャパンは基本的にはフランチャイズ展開を行っていません。

この記事を読めば

  • スタバの基本情報
  • スタバにフランチャイズはない?
  • スタバがFC展開をせず直営にこだわる理由
  • ほぼFC?スタバが行っているライセンス契約とは
  • FC展開を行う他の珈琲店

について知ることができます。

気になる方はぜひご一読ください。

スタバの基本情報

スターバックスは1971年にシアトルでコーヒー焙煎の会社として生まれ、2020年時点で世界83か国に32,660店舗を展開しています。

そのうち16,637店舗が直営店、16,023店舗がフランチャイズ店舗になっています。

1996年に北米地区以外では初めてとなる日本1号店を東京都銀座にオープンすると、日本国内でも一気に展開が進み、2013年には1,000店舗を突破。

これもまた北米地区以外では初めてのこととなっています。

スターバックスの店舗の特徴は

  • ソファや落ち着いた照明など長居したくなるインテリア
  • 通りに面したオープンテラス
  • 店内全面禁煙
  • フレンドリーな接客

などが挙げられ、日本の喫茶店とは差別化されたコンセプトとなっています。

スターバックスは『Third place(サードプレイス)』というコンセプトを掲げており

  • 滞在時間に制限は設けない
  • 全てのお客様に満足してもらう環境づくり
  • サードプレイスとして選択してもらえるよう努力をし続ける

という方針をスターバックスCEOのハワード・シュルツが打ち出しています。

そういった背景から、長時間の自習やパソコン利用は咎められず、Wi-Fiも時間制限なしで利用することが可能です。

スタバにフランチャイズはない?

多くのファンを抱えるスターバックスですから、資産を持った人の中にはスタバのオーナーになりたい!スターバックスの店舗を経営したい!と考えている人も少なくはないと思います。

しかし、日本においては基本的にフランチャイズ加盟の募集は行われていません!

世界では全店舗の半分近くを占める16023店舗がフランチャイズ店舗になっているスターバックスですが、日本におけるスタバの運営を行っているスターバックスコーヒージャパン株式会社はフランチャイズ展開に関しての質問について次のような回答をしています。

https://starbucks-faq.force.com/s/a/2314

FC加盟を募集すれば、加盟したいと考える人は多そうなだけに、募集を行っていないのは残念ですよね。

フランチャイズチャンネルでも、スターバックスをはじめとした、直営にこだわる会社について語っている回がありますので、興味があればご覧ください。

スタバがフランチャイズ展開をせず直営にこだわる理由

フランチャイズは本部側から見れば、加盟店側が初期費用などに関しての支払いを行うので、安く出店を行うことができ、展開の速度をはやめられるというメリットがあります。

一方加盟店側も本部の看板・ブランド力を利用して集客ができますし、本部側から長年蓄積してきたノウハウや知識を使ったサポートを受けることができますから、基本的にフランチャイズはWin-Winのビジネスです。

しかしスターバックスジャパンはフランチャイズを募集していません。それには次のような理由があると考えられています。

FCではスタバのブランドコンセプトと合わない店舗が出来てしまう

柏駅周辺のスタバ×3店舗の電源&Wi-Fi情報。仕事や勉強に便利! | 「Passion Class」子供が好きなことに熱中できる教室

フランチャイズでは店舗ごとにその店舗に出資したオーナーがいます。そして固定給で雇われている店長などと違い、利益を出せば出すほどにオーナーは儲けるというシステムになっていますからオーナーは、

  • 人通りの多い場所に出店したい
  • お客さんの回転率を高めたい

と考えるようになります。

このような考え方は売上を高めるためのものですし、普通のFCであれば本部の得られるロイヤリティも高まりますから、歓迎される考え方だと思います。

しかしこれを実現しようとすると、スターバックスのブランドコンセプトとは合わない店舗が出来上がってしまうのです。

スターバックスのブランドコンセプト「サードプレイス」

Starbucks ya entrega a domicilio... pero sólo en este lugar |Revista ...

基本情報の項でも少しお話ししましたが、スターバックスには『Third place(サードプレイス)』というコンセプトがあり、

  • 滞在時間に制限は設けない
  • 全てのお客様に満足してもらう環境づくり
  • サードプレイスとして選択してもらえるよう努力をし続ける

という考え方をしています。

しかし、このコンセプトを持ったスターバックスに、利益を追求するタイプのフランチャイジーが加盟してしまうと、回転率を高めるためにゆったりとした空間を提供せず、せわしない店舗のスターバックスができてしまうかもしれません。

全店舗でスタバの理念、コンセプトを実現するためにFCではなく直営を選択しているのかもしれませんね。

スタバがおこなっているライセンス契約とは?

スターバックスはライセンス契約について以下のように述べています。

ライセンス契約について

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、特殊な商圏等への出店について、価値観・マインドを共有でき、商品とサービスのクオリティに強い拘りを持つ企業とライセンス契約を諦結した上で店舗展開を行っており、今回で6社目の契約となります。2004年2月にライセンス1店舗目をオープンし、空港X線ゲート内、JR東海新幹線改札内、JR東日本在来線改札内、書籍店内、企業内、病院内、大学キャンパス内等、全国で95店舗出店しております(2018年3月末時点)。

スターバックスジャパンのライセンス事業は法定義上では「特定連鎖化事業」にあたり、実はフランチャイズ事業と同義です。

しかし、ライセンス事業は直営方式での出店が困難な商圏に限るなどの制約があるので、一般的な人間が簡単に加盟したりできるものではなさそうです

FC展開をおこなっている他の珈琲店

スターバックスへの加盟は難しいかもしれませんが、フランチャイズで展開をしていっているカフェ、珈琲店は他にいろいろあります!

有名なところで言うと

・コメダ珈琲店

・ドトールコーヒー

・タリーズコーヒー

などが挙げられます。

それぞれコラムやフランチャイズチャンネルの動画があるのでチェックしてみてください!

まとめ

今回はスターバックスの店舗展開に関して解説しました。

スターバックスは『Third place(サードプレイス)』という概念を提唱し、自宅でも職場でもない、第3のリラックスできる場所を提供してきているとのことでした。

フランチャイズ加盟に関しては募集していないとのことなので、スタバへの加盟に興味があった方は残念だったかもしれませんが、他にもFC加盟店を募集しているカフェはたくさんあるので、そちらへの加盟を検討してみてはいかがでしょうか。

最後に…

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