2026年のFC業界
FC竹村:今回は、一応年も明けたんで、2026年のFC業界どうなるって話を毎年やってるんだけど、伊藤ちゃんとあとはたまたま今日の撮影は鳥周いるんで、鳥周も聞いてもらって、少し飲食業界からコメントしてもらおうかなと思ってね。
小谷さん:お願いします。
FC竹村:ということで話をしていこうと思うんだけど、年明けいろんな人たちと飲んで、そこで今年どうなるみたいな予想は聞いたけども、まあやっぱくだらない誰でも言える予想みたいなのが多くて。
例えばどんなのかというと「大手のFCが潰れますよ」とか。
こんなの言っときゃ当たるから。どっか潰れんだから。潰れない年なんかないんだから。
「あそこのFCコンサルとかもあそこやばいですよ崩壊しますよ」って。これも言っておけば当たる。
こういうようなネタが多くて、あとはみんな言ってたのは「健康系美容系はまだ伸びますね」「ピラティスはまだいきますね」みたいな話。
これはここでずっとしてるけど、2年前ぐらいでピラティスってどこまで行くのみたいな話があったから、それにしてはやっぱり地方でも出ていってるもんな今な。
この間土浦やきとりさんきゅうのとこ行ったら、隣の隣に「ピラティス」みたいにでかい看板が出てた。
ああいう感じで出てくると、まだまだ美容と健康には金使うんだなっていう気はするけどね。
やきとりさんきゅうはそれなりにやきとりさんきゅうだったわ。でもあの石津さんも3店舗出すんだよね。
ここに19時に来なきゃいけないから、17時に行ってギリなやつ。滞在25分ぐらいだったの。
FC伊藤:それで行くのがすごいっすね。
FC竹村:土浦の駅で時間を潰しても、これは17時にならないと開かないから。まだ30分ぐらいあるから、目利きの銀次が空いてるから目利きの銀次で30分飲んで、そしたらやきとりさんきゅう。で、25分だよ。
小谷さん:ちゃんと従業員さんと写真まで撮って。
FC竹村:ちょうど新しいつくば店の店長も亀戸での研修が終わって今土浦にいて。そしたら「さっき目利きの銀次に入ってくのを見かけました」みたいなことを言われるっていう。なかなか有名人で。
「ピラティスが土浦にもでかい看板があったよ」っていうね。
ああいう感じでいくと、まだまだきっと地方にできてくるんだろうなっていう感じだな。
結構店舗数は増えますよ。
あとはもうみんなが言う予想としては、AIが導入で、加盟店の行動を変えた本部が勝つよみたいなことがいろいろ記事とかにはいろいろ書かれてるけど。
そりゃそうだろうけど、AIなんてツールだから導入したら横並びになるわけだよね。
だからそれだけで勝つわけないんだよね。結局はどう運用できるかということと、やっぱり習慣で使えるかってことでしょ。導入しただけで勝つんだったら苦労しないよっていう話だよね。
AIの運用と世間の予想
FC伊藤:鳥周はAI使ってるところとかあるんですか?
小谷さん:ちょこちょこ使ってます。
FC伊藤:例えば?
小谷さん:Googleのコメント返しとかで使ったりはしてます。
FC竹村:要は加盟店の方も使えるようになってくると強くはなっていくと思うけど、そこをどこまで本部が指導できるかっていうところはまたちょっと別ですよね。
小谷さん:まあでも強要はしてないんですけど、一応スクリプトの共有みたいなのはやってどこでもできるように。
FC竹村:その辺の「大手のFCが潰れるよ」とか「AIが普及するよ」とかそんなのは誰でも言える予想だから、やらないと思ってるんだけどね。
小谷さん:それぐらいの予想ぐらいだったら僕でもできるんですよ。
差別化戦略
FC竹村:あとはだから「FCチャンネルが何かやらかすよ」ぐらい。これは確実に当たるような気がする言っとけば。やらかさないわけない。
去年どんなやつをしてたかっていうと、フランチャイズチャンネルのコバンザメ商法とか、のっかり商法とか、批判商法が流行るよって。
コバンザメとかのっかりとか出るのは当たり前の話で、あと批判商法っていうのも、だけどこれは相手から見ると差別化戦略。やっぱこちらが何度も言ってるように色物ですから。じゃなくて「うちは正しくやるんです」って言われるとこれは別に批判してるわけじゃなくて、これは差別化戦略なんです。
去年の予想として当たったと思うし。あとはこれも誰でも絶対言っときゃ当たるのは「いくつかの本部で加盟店の反乱が起こるよね」みたいな。これも必ず当たる。
オーナーチェンジの必要性
FC竹村:ということで、ここからちょっと真面目にいこうと思うんだけど、僕なりに考えた予想としては少しここから難しめになるけど。
一番のテーマはね、人手不足と原価高と家賃高で加盟店の粗利の耐性が下がるっていうことだよね。
これがやっぱり一番考えなきゃいけないことだと思うんですよ。
インフレの中で人手も取れない、人件費の高騰、原価も高くなる、家賃が高くなる。これが加盟店の粗利を要は落とすということですよ。
これは一番重要なこと。そこからどういうことが起こるかっていうと、ここからちょっと具体的だけど、加盟店の増店が鈍る可能性はあるね。要するに家賃が高すぎる。
一昨年出してたら30万だった物件が50万だったりする、みたいなことが起こってくる可能性があるし、人件費も高いということで、結局加盟店の増店が鈍って、どうなるかっていうとオーナーチェンジに傾くね。
これは新しい店出すよりも、今ある既存のオーナーがやってる店を「俺が買うわ」っていう動きがやっぱり多くなると思うね。
武田塾でずっとやってきたことだけどね。
もう一つその裏に理由があって、本部としてはこういうふうに人件費とか、原価とか、家賃とか上がってくると、平均的な加盟店のレベルを上げないとやっていけない。
下手くそな経営のところはやっていけないってことよ。
だからやっぱりできるオーナーがオーナーチェンジで既存店を手に入れていくっていうのは多くなると思う。っていうか本部はそれを考えないとダメだと思う。特に何十もある本部ね。何百とかある本部。
FC伊藤:加盟オーナー側からの希望オーナーチェンジではなく、ある程度本部から推進するオーナーチェンジも必要じゃないか。
FC竹村:必要。自然にやってても出てくると思うんで、そこを制度とかルールぐらいまでは誰でも作るんだよ、本部として。
「オーナーチェンジの時は手数料いくらです」とか、「加盟店はどうする」とか。
ただその時に重要なのは、制度とかルールを作るのではなくて、本部主導のマッチングができるっていう仕組みを作るところが重要なんですよ。
これが肝ね。
「勝手にしていいですよ」「今年はもうオーナーチェンジに力を入れていきますから、どんどんそういう話で進めてください」じゃあダメなんですよ。
それは前に出ていただいた、元マクドナルドの原田さんがマクドナルドでやったようなね。
あそこまでのことは無理にしても、やっぱり本部主導でここの地域はこのオーナーに、みたいなことをやっていくっていうのが必要で。ここは難しいことだと思う。
FC伊藤:そのマッチング力というのか、選球眼というのかっていうのはどうしたら磨けるものなんですか?
FC竹村:いやだから加盟店、この地域のことを考えて、この地域は誰に任せた方がいいとかいうことを考えながら、社長なり責任者がコミュニケーションを取ってやっていくってことだよね。
周りから見て本部が主導してやってるっていうのが見えていいってこと。見えなきゃダメだってこと。
小谷さん:これでもちょっと微妙な加盟店をっていうところだと思うんですけど、微妙な加盟店でもある程度ちょっと利益が出てたりするじゃないですか。それで話して辞めてもらえるもんなんですかね。
FC竹村:それは辞めてもらえないケースもある。でも、そこを今売っちゃった方がいいなっていうふうになる流れになっていく。去年に比べてやっぱり利益がすごい落ちていくっていう。今日この話はしたいと思うんだよね。
そういう雰囲気になっていくから、そこで本部がやっぱり先にやって利益が出てるんだったらそれなりの金額になるから、そこはやっていただいたんで。
そこを本部がガツッと手数料取るなんてことをしないで進めるようにした方がいいと。
まあ一つがそれだと。加盟店の増店よりもオーナーチェンジっていうふうに傾いていくっていう。
もう一つはね、これも当たり前だけど新規の加盟店募集は、広告で集めるっていうよりも選ぶっていう方向にいく。これも間違いないことで、無理な人は無理って断っていかないとやっぱり経営が難しくなっていくから。
人件費高い、家賃が高い、原価が高いってことはそういうことだから。
儲かりますよって広告で集めるっていうのはやっぱり流行らなくなって、やっぱり選んでいくっていうね。
加盟面談である程度制約率は下がってもしょうがない。でもフランチャイズとして見た場合にはLTVは上がっていくみたいな。そういう方向にいくだろうね。
これも厳しいインフレの中でやっていくとこの流れにはなると思う。
あとは、もう一つは細かいっちゃ細かいんだけどSV。鳥周ってSVいるの?
SV(スーパーバイザー)がする指導
FC竹村:あとは、もう一つは細かいっちゃ細かいんだけどSV。鳥周ってSVいるの?
小谷さん:SV一応います
FC竹村:数字強い?
小谷さん:大森さんです。
FC竹村:あんまり強そうじゃないね。
小谷さん:でもマーケティングとか結構できる人なんで。
FC竹村:これね、SVについては何が言いたいかっていうとね、接客指導とかよりも経営の数字について指導ができるようにならないと厳しいと思う。
要は何度でも言うけど、人件費が上がって、原価が上がって、家賃が高くなっているんだから、現場の指導ができるっていうよりもCEOとは言わないけれど、お店の経営数値について利益を出すにはどうしたらいいかっていう指導ができないと厳しい。だから数字が強くないとSVできないんじゃないかな、というふうには思うね。
小谷さん:それで言うと、普通にちゃんとPL出してもらって、それについての話を毎月1回は必ず。
FC竹村:それは良い方。意外とそういうことをやっていない本部が多いんです。
資料を叩いたり発破をかけたりして売り上げを上げるっていう、それを伴走してるみたいな
言い方をして寄り添ってますみたいな。売上を上げるだけじゃダメだ、という世の中になってくるというふうに、これは僕の一つの予想で、一番重要な予想っていうのはちょっとこれは大胆なやつを最後に話をしたいので、長くなったので一旦ここで切ります。












