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フランチャイズのプログラミング教室の将来性は?メリットやデメリットを紹介

フランチャイズのプログラミング教室の将来性は?メリットやデメリットを紹介

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これから非常に大切なスキルになるといわれているのがプログラミングの分野です。プログラミング能力を身につけることができると、日本国内だけではなく世界各国で活躍できる可能性があります。

近年では、小学校でもプログラミングの授業がはじまるなど、更に注目を集めています。そのため、プログラミング教室を開校する人も増えてきました。その中でも特に多いのがフランチャイズに加盟して開業するケースです。

では、実際にフランチャイズに加盟しプログラミング教室を開校する場合、収益性やコストはどのくらいなのでしょうか?

また、フランチャイズに加盟することによるメリットや注意点にはどのようなものがあるのでしょうか?

このような疑問を解決するために、本記事ではフランチャイズによるプログラミング教室の開業から収益性やメリット・デメリットについて解説します。

最後まで読んでいただければ、プログラミング教室の今後の展望が分かり、フランチャイズ加盟の検討に大きく役立つはずです。

それでは、さっそく見ていきましょう。

目次

フランチャイズによるプログラミング教室の市場規模や将来性

まずは、プログラミング教室の市場規模や将来性について解説していきます。

プログラミング教室の市場規模や将来性を分析し、開業しても安定して長期間にわたり経営できる市場なのかを理解することは、フランチャイズ加盟を検討する際の大切なポイントです。しっかりと抑えておきましょう。

プログラミング教室の市場規模や将来性:①2020年プログラミング教育の必修化により需要は高くなっている

2020年にプログラミング教育が小学校で必修となったことで、プログラミング業界にとって大きな追い風となりました。

社会の変化により、学校でもタブレットが普及し、これまでプログラミングに触れることがなかった方も、身近にプログラミングを感じる機会が増えているといえるでしょう。

プログラミング教育の必修化は、パソコンを使いこなせるようになるだけではなく、プログラミング的な思考を備える目的もあります。

いずれにしても、プログラミング教育には、今後の需要が大きく期待されているのは変わりありません。

プログラミング教室の市場規模や将来性:②市場規模も年々拡大し、300億円を越える規模となる

ここ10年ほどで起きたインターネットの急速な普及により、プログラミング業界は順調に市場規模を拡大してきました。
実際、2018年では90億円程度の市場規模でしたが2020年には140億円程度まで市場規模を拡大しています。

先ほど2020年にプログラミング教育が小学校で必修化されたとご紹介しましたが、2021年には中学校、2022年には高校も必修化されることで、さらに追い風となりました。

また、2025年には300億円を超える市場規模になるとも想定されているので、プログラミング教育の将来性は非常に高いといえます。

プログラミング教室の市場規模や将来性:③教室の数も今後の需要に伴い増加

市場規模がどんどん増加しているということもあり、プログラミング教室の数も年々増加傾向にあります。

実際、2013年には700室前後だったプログラミング教室の数は、2018年には5,000室と、5年間で7倍以上も増えているようです。

また、プログラミング教室は今後さらに増加していくと予想されています。これは、プログラミング教育が必修化されたことに加え、仕事においても、様々な企業がIT人材を求めるようになったことが要因といえるでしょう。

フランチャイズによるプログラミング教育の収益は高い?

プログラミング教室は需要も増加傾向にあり、将来性が高いことを解説してきました。

では実際にフランチャイズによってプログラミング教室を開校した場合、どの程度の収益を上げることができるのでしょうか?

ここからは、プログラミング教室を開校した場合の収益性について解説します。

フランチャイズによるプログラミング業の収益性:①効率的な集客方法が求められる

まずプログラミング教室では、授業料を徴収して、収益を上げる必要があります。そのため、収益を上げるためには生徒数を増やすことが最も重要なポイントとなります。

そのため、あまり経費をかけずに効果的に集客することが経営の第一歩といえるでしょう

例を挙げると、HPやSNSを活用して不特定多数に対して広告を打つことや、折り込みチラシの作成や、教室があるエリア近辺でのチラシ配りなどがあります。

さらに、一定の集客ができるとそこから口コミで生徒数が増えることも考えられますので、収益アップと生徒数の関連性をしっかり理解しておきましょう。

フランチャイズによるプログラミング業の収益性:②法人とのタイアップによるスクール開催も効果的

プログラミングは、何も子供だけが必要なわけではありません。社会人にとっても重要性が高まっており、いまやキャリアアップを目指すうえでは欠かせないスキルになっています。

ITスキルがないと、出世競争においても出遅れ感を感じるかもしれません。人手不足の現代において、効率的に業務をこなせるかどうかは、大切なポイントでもあります。

このような背景をうまく利用し、法人と契約し、法人向けのプログラミングセミナーを開催して社会人層を取り込む動きも収益性のアップに効果的です。

フランチャイズによるプログラミング業の収益性:③顧客数から見る収益モデル

では実際にどの程度の生徒を集めると、どの程度の収益を上げることができるのかといった点について触れてみましょう。

あるフランチャイズ本部が提示している収入部分を表にまとめました。

生徒数30名50名70名
年間レッスン料4,680,000円7,800,000円10,920,000円
年間教室使用料720,000円1,200,000円1,680,000円
セミナー等年間収益315,000円525,000円735,000円
合計5,715,000円9,525,000円13,335,000円

毎月のレッスン料が13,000円と教室の利用料が2,000円で算出しています。見てのとおり、生徒数が増えると収入部分が大きく増えるのは間違いないでしょう。

しかし、生徒か増えてしまうと、広い部屋を借りたり、講師を増やしたりする必要があり、経費面で負担がでてきます。そのため、まずは借りている部屋の最大収容人数に合わせた生徒数の集客を目指しましょう。

フランチャイズによるプログラミング業の収益性:④複数経営で1,000万円超の年商も可能

生徒数が順調に増えていっても、部屋の規模による制限があります。そのため、ある程度一定の需要をその教室で集めることができたら、他のエリアへの出店を考えたり、より大きな部屋を探すのもいいでしょう。

複数のプログラミング教室を開校することにより、収益性は大幅に上がります。

さらに、一方の教室が上手く運営できなくとももうひとつの教室で収益をカバーできるケースもあり、複数経営することで経営基盤をより強くすることも可能です。

順調に複数店舗を開校できると1,000万円といわずそれ以上の年商も可能といえるでしょう。

プログラミングフランチャイズの初期費用などの費用

プログラミング関連のフランチャイズは、スクールを開校する「教室ビジネス」が一般的です。

教室ビジネスは比較的低コストで始められますが、開業前には十分な資金を用意しておく必要があるため、まずは開業資金・運営資金を詳しく紹介していきます。

プログラミング教室のフランチャイズ開業資金:①初期費用

プログラミングフランチャイズを始めるために必要な開業資金(初期費用)は、約10〜660万円と幅広くなっています。ただし、これは一般的な規模(10坪程度)のスクールを想定した場合の金額なので、あくまで目安として参考にしてください。

開業資金のなかでも特に差がつきやすい費用としては、物件取得費やリフォーム代などの「店舗関連費」が挙げられます。新たに賃貸物件を借りる場合は、保証金や敷金、礼金などの物件取得費の負担が必要です。

また、大きな看板を取りつけたり、内外装にこだわったりする場合は、さらに100〜250万円程度のリフォーム代も発生します。

一方で、自宅をそのまま教室として利用するケースや、公民館のようなレンタルスペースを活用するケースでは、店舗関連費はほとんどかかりません。

そのほか、パソコンを購入するための什器・備品代や、集客のための広告宣伝費も軽視できない費用でしょう。

特に什器・備品代は、スクールの規模や経営スタイルによって大きく変動する費用なので、計画を立てる段階から強く意識することが大切です。

なお、必要なスキルを身につけるための研修・教育費も発生するので、あらかじめ予算に入れておきましょう。

プログラミング教室のフランチャイズ開業資金:②運営資金

プログラミングフランチャイズの運営資金は、1ヵ月で約67〜167万円です。ただし、これは一般規模のスクールで従業員を1人雇ったケースを想定しているため、規模によって変動します。

運営資金は毎月発生するものですが、自宅で開業する場合は賃貸料を、レンタルスペースを利用する場合は水道光熱費を抑えられます。また、受付からレッスンまでオーナーが1人で担当すれば、従業員を雇うための人件費もかかりません。

ただし、どのような形態のスクールであっても、消耗品費と広告宣伝費の2つは必ず発生します。つまり、プログラミング教室の運営では少なくとも毎月20〜30万円の運営資金が必要になるので、開業時には十分な資金を用意しておきましょう。

プログラミング教室のフランチャイズメリット

プログラミング教室をフランチャイズで開業するメリットとしては、主に次の3点が挙げられます。

  • 需要が伸びる可能性が高く、フランチャイズの選択肢が多い
  • 初期費用や運営資金を抑えやすい
  • 開業時に融資や物件選定などのサポートを受けられる

それぞれのメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。

プログラミング教室のフランチャイズメリット:①需要が伸びるている

IT化が進む現代では、「プログラミングを学びたい」と感じている方が多く見られます。さらに、2020年からはプログラミングが小学校で必修となったため、プログラミング教室の需要は今後ますます伸びると考えられます。

また、需要が高い影響でフランチャイズ本部の選択肢が多い点も、プログラミング教室で開業するメリットです。

選択肢が多いと、自身のビジネスプランや資金にぴったりな開業プランを見つけやすくなるので、理想的な形で開業できる可能性が高まるでしょう。

プログラミング教室のフランチャイズメリット:②初期費用や運営資金を抑えやすい

プログラミング教室はほかの業種に比べると、初期費用・運営資金を抑えやすい傾向があります。そのほか、店舗関連費や人件費、在庫リスクなどを抑えやすい点も、プログラミング教室ならではの魅力です。

さらに、プログラミング教室のフランチャイズは数十万円で開業できるプランも多く、資金が少ない方でも開業を目指せます。

特に教材や販促ツールを提供してもらえるフランチャイズ本部に加盟すれば、教材の作成費や広告宣伝費をぐっと抑えられるでしょう。

プログラミング教室のフランチャイズメリット:③開業時に融資や物件選定などのサポートを受けられる

開業時にさまざまなサポートを受けられる点も、フランチャイズに加盟する大きな魅力です。

本部によって受けられるサポートは異なりますが、プログラミング教室のフランチャイズでは、開業のための融資のフォローや開業前研修などのサポートがあります。

また、物件選定や市場調査をサポートしてくれる本部に加盟すれば、競合が少ないエリアで開業することも可能です。

そのほか、開業前の販促活動や体験会などをサポートしてくれる本部も見られるので、フランチャイズの加盟先を選ぶ際には「開業サポートの充実度」にも目を向けておきましょう。

プログラミング教室のフランチャイズデメリット

プログラミング教室のフランチャイズの開で成功を収めるには、さまざまな経営リスクへの対策を考えておく必要があります。

特に以下で挙げる2つのデメリットは、深刻な経営リスクにつながる恐れがあるので、開業の前にしっかりと確認し、対策を立てておきましょう。

  • 経営の自由度が下がる
  • ロイヤリティの支払いが生じる

プログラミング教室のフランチャイズデメリット:①経営の自由度が下がる

フランチャイズに加盟すると本部の方針に従う必要があるので、経営の自由度はどうしても下がってしまいます。

なかには自由度が高い開業プランもありますが、基本的には教材やレッスン形式などは本部と合わせなくてはなりません。

プログラミング教室の開業で経営の自由度が下がると、流行のプログラミング言語やツールなどに手を出せなくなる恐れがあります。

また、加盟先によっては広い物件が必要になることもあるため、各本部の加盟条件はしっかりと確認しておきましょう。

プログラミング教室のフランチャイズデメリット:②ロイヤリティの支払いが生じる

プログラミングフランチャイズの開業ではロイヤリティの支払いが生じる点も、忘れてはいけないデメリットです。原則としてロイヤリティは毎月負担する必要があるので、軽視できないランニングコストになります。

なかでも、売り上げに応じたロイヤリティが発生する本部では、ロイヤリティだけで毎月の支出が10万円を超えることも。

金額が固定された本部に加盟すれば負担は抑えられますが、ロイヤリティは本部のブランド力やサポートの充実度と比例することがあるので、ロイヤリティの金額だけで加盟先を選ぶべきではありません。

フランチャイズの加盟先を選ぶ際には、ロイヤリティの計算方式に加えて「どんなサポートを受けられるか?」や「優れたノウハウ・ブランド力を備えているか?」などもチェックしておきましょう。

プログラミング教室のフランチャイズ成功・失敗のポイント

プログラミングフランチャイズの毎月の売り上げは、営業形態によって大きく変わります。特に以下で挙げるポイントは成功・失敗を大きく左右するので、事業計画を立てる段階からしっかりと意識しておきましょう。

  • ニーズのあるレッスンを提供できているか
  • ニーズのあるレッスンを提供できているか
  • 効果的な方法で広告・宣伝ができているか

プログラミング教室のフランチャイズ成功・失敗のポイント:①ニーズのあるレッスンを提供できているか

プログラミング教室のフランチャイズの開業前には、「スクールの方向性」を慎重に決める必要があります。どんなに優れたレッスン内容であっても、ニーズがなければビジネスとしては成り立ちません。

そのため、まずはターゲット層を明確にし、そのターゲット層からの需要が高いレッスン形式を考えましょう。レッスンで教える内容はもちろん、受講形式(個別指導か集団指導か)や料金体系も慎重に決めることが重要です。

また、レッスンの形式がある程度固まったら、「方向性にマッチしたフランチャイズがあるか?」や「ぴったりな教材を入手できるか?」などを確認する必要があります。

フランチャイズ本部によっては、オリジナルの教材が提供されることもあるので、加盟先を選ぶ際には教材の内容までチェックしておきましょう。

プログラミング教室のフランチャイズ成功・失敗のポイント:②必要な環境をしっかりと整えられているか

プログラミングフランチャイズの開業前には、レッスンに必要な環境をきちんと整えなくてはなりません。プログラミングに使用するパソコンはもちろん、場合によってはスピードの速い通信環境も必要になります。

また、意外と見落としがちなポイントが、パソコンなどに電力を供給するための「電源」。特にレンタルスペースを利用する場合は、電源の数をあらかじめ確認しておくことが重要です。

通信環境や電源環境は顧客の満足度を大きく左右するので、毎回のレッスン前に入念なチェックを行っておきましょう。

なお、必要な環境を整える自信がない方には、物件選定などの開業準備をサポートしてくれるフランチャイズ本部への加盟をおすすめします。

プログラミング教室のフランチャイズ成功・失敗のポイント:③効果的な方法で広告・宣伝ができているか

集客方法に工夫をとり入れることも、プログラミングフランチャイズの成功・失敗に影響するポイントです。

プログラミングを学ぼうと考えている層は全体的にITリテラシーが高いため、多くの方は検索エンジンやSNSを使ってスクールを探します。

子ども向けのスクールであっても、保護者がインターネットで情報収集をするケースは珍しくありません。そのため、プログラミング教室の開業前には、ホームページやSNSのアカウントを作成しておくことが大切です。

チラシなどで不特定多数の人にアピールするよりも、ネットツールのほうが高い費用対効果を実現できるため、ホームページなどは余裕のあるときに作成しておきましょう。

また、販促ツールを提供してくれたり、販促活動を代行したりするフランチャイズ本部に加盟する方法も一つの手です。

ログラミングフランチャイズを始めるときの準備

プログラミング教室の運営を成功させるには、万全の準備を整えておくことも必要です。

そこで次からは、プログラミングフランチャイズを始めるときの準備をまとめました。 

プログラミングフランチャイズを始めるときの準備:①ビジネスプランやコンセプトの決定

ビジネスプランやコンセプトは、プログラミング教室の客層や売り上げを決定づけるものです。そのため、市場調査などを入念に行った上で、慎重にビジネスプランやコンセプトを設定しなければなりません。

なかでも「ターゲット層から需要のあるレッスン」は、開業前にしっかりと明確にしておきたいポイント。

子ども向けならロボットやゲームのように、生徒の年代によって求められるレッスン内容は変わってくるので、常にターゲット層を意識しながらビジネスプランやコンセプトを考えていきましょう。

また、ビジネスプランやコンセプトを考える際には、「方向性がマッチしたフランチャイズ本部があるか?」についても合わせて確認しておくことが大切です。

プログラミングフランチャイズを始めるときの準備:②物件や備品の調達

ビジネスプランやコンセプトが固まったら、次は物件や備品の調達を行います。教室として使用する物件のほか、パソコンや周辺機器、通信機器などさまざまな備品が必要になるので、ひとつずつ丁寧に準備を進めていきましょう。

なかでも物件探しについては、理想的なテナントがすぐに見つかるとは限らないので、できるだけ早めに取りかかることが大切です。

また、物件は立地によって集客効果が変わってくるため、物件探しではアクセスの良さや人通りの多さも意識しましょう。

物件探しに不安をお持ちの場合は、物件選定をサポートしてくれるフランチャイズへの加盟がおすすめです。

プログラミングフランチャイズを始めるときの準備:③開業届の提出

プログラミング教室のフランチャイズを始める準備が整ったら、事業所の住所を管轄する税務署に「開業届」を提出します。

提出するタイミングに決まりはありませんが、後回しにすると手続きを忘れてしまう恐れがあるので、遅くても開業するまでには開業届を提出しておきましょう。

開業届の記入時には、マイナンバーカードや本人確認書類、印鑑などが必要になります。

また、青色申告によって確定申告をする場合は「青色申告承認申請書」の提出も必須になるので、開業届と合わせて準備しておくことをおすすめします。

プログラミング教室のフランチャイズを始めるときの準備:④資格の取得・教育

プログラミング教室の開業では、特に必須となる資格はありません。ただし、スキルを証明できる資格を取得しておくと、講師の質をわかりやすい形でアピールできます。

プログラミング関連の資格としては「基本情報技術者」や「応用情報技術者」などが有名ですが、役に立つ資格は分野によって異なります。

そのため、ここまでに決めたコンセプトやレッスン内容を踏まえて、取得する資格を慎重に判断しましょう。

「そもそも資格を取得できる知識がない…」と悩んでいる場合は、研修制度が充実したフランチャイズ本部への加盟がおすすめです。また、開業前に講師となる従業員を雇う場合は、その従業員を教育することも必要になります。

プログラミングフランチャイズ本部選びのポイント

プログラミングフランチャイズの本部選びで重要なポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

  • コンセプトと本部の方針がマッチしているか
  • サポート体制が充実しているか
  • 必要資金や契約期間に問題はないか

プログラミング教室のフランチャイズは、本部によって経営方針が大きく異なります。

具体的には講座形式や対象年齢、料金、使用する教材などが変わってくるので、「コンセプトと本部の方針がマッチしているか?」については入念にチェックしなければなりません。

また、研修や販促ツールなど、本部から提供されるサポートも細かく確認しておきたいポイントです。

本部のサポートをうまく活用すれば、開業が初めての方でも安定した経営体制を築けるので、自身に必要なサポートはしっかりと見極めておきましょう。

そのほか、フランチャイズ本部選びでは「必要資金」や「契約期間」の違いも意識する必要があります。

予算をオーバーする本部に加盟すると、その後の経営が立ちいかなくなる恐れがあるので、少なくとも3ヶ月分の運営資金は残せるような本部を選びましょう。

おすすめプログラミング教室フランチャイズ14選

選ぶ基準は分かっても、プログラミング教室のフランチャイズは多すぎてどこがいいのかわからない、という人もいるのではないでしょうか。そこで、今回は以下のオススメのプログラミング教室フランチャイズ14社をご紹介します。

  • TechChance!
  • ヒューマンアカデミー
  • ArTeCエジソンアカデミー
  • TFE
  • iTeen
  • ステモン
  • スタープログラミング
  • CA Tech Kids
  • CodeCampKIDs
  • ロボ団
  • 個別指導Axisロボットプログラミング講座
  • Swimmy
  • テックジム(テックジム株式会社)
  • テックグローバルスクール(株式会社アライブ)

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:①TechChance!

TechChance!の大きな特徴は、教室開校の際に資本が必要ない「0円スタートプログラム」です。開業に多くの資金が必要になる他のフランチャイズとは違い、ノーリスクで教室を開校できます。

また、独自の集客ノウハウによる広告費0円の集客サポートや、新聞チラシ折込の広告費用を約1万枚まで本部が全額負担してくれるなど、開校後のサポートも充実しています。

  • 加盟金         0円
  • ロイヤリティ 売り上げの20 %
  • オーナーサポート        広告費0の集客支援、1万枚まで新聞折込費用を本部負担等
  • 講座形式              少人数指導
  • 対象学年           小学4年生〜高校3年生
  • 受講料        8,500円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:②ヒューマンアカデミー 

ヒューマンアカデミーはロボットプログラミングに特化したスクールです加盟金・契約料や設備投資が不要で月2回90分の授業と比較的始めやすいのが魅力。

また、研修やマニュアルなどのサポート体制もしっかりしています。ロボットを使うということで子供自身のやる気も高まりやすいのもメリットですね。

  • 加盟金          0円
  • ロイヤリティ    要問い合わせ
  • オーナーサポート         研修・マニュアルあり、集客・運営への助言あり
  • 講座形式             講義
  • 対象学年            小学3年生〜
  • 受講料         9,000円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:③ArTeCエジソンアカデミー

ArTeCエジソンアカデミーは、2015年に事業スタートした比較的新しいプログラミング教室。プログラミングスクール・教材調査で5冠を達成し、2018年には経済産業省のものづくり日本大賞特別賞を受賞した新進気鋭のスクールです。

プログラミングソフトやテキストは子ども向けに作られているので教えやすく、年に一度のロボットコンテストで、生徒のモチベーションも持続しやすいのが魅力。

また、ロボット教室で使われている「アーテックロボ」の開発・販売元であり、老舗の教材メーカーとしても有名な企業です。

アーテックロボは、小学校における多数の採用実績があり、高いクオリティで安全に使える、アピールしやすい教材となっています。

  • 加盟金         要問い合わせ
  • ロイヤリティ     要問い合わせ
  • オーナーサポート          開講前研修・講師用マニュアル・販促ツール等
  • 講座形式             講義、個別実習
  • 対象学年               小学3年生〜中学2年生
  • 受講料        約1万円(教室により異なる)

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:④Tech for elementary

Tech for elementaryは、子供向けのプログラム言語であるScratchをはじめ、多くのコースで子供向けの教室を展開しています。初期費用は約5万円〜と比較的始めやすい金額なのは魅力です。

動画教材で簡単に授業でき、講師用マニュアルや全国の講師が集まるFacebookグループなど、運営しやすい環境が整えられています。

  • 加盟金          要問い合わせ
  • ロイヤリティ     要問い合わせ
  • オーナーサポート        販促ツール、講師用マニュアルなど
  • 受講形式              映像授業
  • 対象学年              小学生
  • 受講料          3,450円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑤iTeen 

iTeenは、小学生から高校生まで幅広い層を対象としたプログラミング教室。講師の研修はもちろん、個人でも大型ショッピングモール内などに店舗を構えられるなど、店舗開発の段階からサポートが充実しているのが魅力です。

イベントも多く開催しており、日本経済新聞など多くのメディアに掲載される注目のスクールとなっています。

  • 加盟金          250万
  • ロイヤリティ       10%
  • オーナーサポート          教室長トレーニング研修、税務・法務サポート等
  • 受講形式               個別指導
  • 対象学年              幼稚園年長〜高校生
  • 受講料                                7,800円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑥ステモン

ステモンは、小学生むけのプログラミング教室を全国展開しており、そのカリキュラムは公立小学校での導入実績NO.1

加盟金30万円、ロイヤリティ20%となっており、ここまでに上げてきたスクールと比べると少々資金が必要になります。

子供に人気のロボットクリエイター編と、将来なりたい職業で上位にのぼるゲームクリエイターの二部構成のカリキュラムが特徴です。

  • 加盟金  300,000円
  • ロイヤリティ レッスン料の20%
  • オーナーサポート       STEM教育ファシリテーター養成講座等
  • 受講形式 講義、個別実習
  • 対象学年              幼稚園年長〜中学生
  • 受講料 10,000円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑦スタープログラミング

スタープログラミングは、企画書作りからプレゼンまでを行う独自のレッスンで、子供がプログラミング以外にも役立つスキルを身につけられることを目指すカリキュラムが特徴のスクールです。

総務省による若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業に2期連続で選定されています。

  • 加盟金   要問い合わせ
  • ロイヤリティ 要問い合わせ
  • オーナーサポート 要問い合わせ
  • 受講形式             講義
  • 対象学年             幼稚園年長〜中学生
  • 受講料            7,000円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑧CA Tech Kids

CA Tech Kidsは、株式会社サイバーエージェントの子会社で、本格的なスキルを身につけられることを売りにしています自宅開講型のフランチャイズもあり、開業資金を抑えられるのもポイントです。

特に女性スタッフを積極的に採用しており、お子様も馴染みやすいのが魅力といえます。

  • 加盟金          要問い合わせ
  • ロイヤリティ      要問い合わせ
  • オーナーサポート        講師研修等
  • 受講形式             個別指導
  • 対象学年             小学生
  • 受講料         19,000円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑨CodeCampKIDs 

CodeCampKIDsは、プログラミング教室大手のCodeCampが運営する小中学生向けの教室です。映像教材を使用するため、未経験でも教室運営が可能な点は見逃せません。自身にスキルがない方や、スキルがあっても教えるのが苦手という方にぴったりでしょう。

また、指導要領や各種研修、受講生管理システムなどのサポートも充実していますよ。

  • 加盟金           300,000円
  • ロイヤリティ         要問い合わせ
  • オーナーサポート           受講生・講師管理システム、各種研修等
  • 受講形式                  映像授業
  • 対象学年                  小学生〜中学生
  • 受講料           10,800円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑩ロボ団

ロボ団は、JAXAと共同開発の教材を使用するプログラミング教室で、お子様の入会率が70%を超えているのが特徴の教室です。

導入費用は150万円、ランニングコストが360万円と多くの資金が必要になりますが、初年度で黒字が達成できることを売りにしています。

集客や運営、講師のスキルアップなどに対する本部からのサポートも充実したスクールです。

  • 加盟金         500,000円
  • ロイヤリティ      月謝の20%+1,000円×生徒数(システム使用料)
  • オーナーサポート       初期研修、集客・運営・スキルアップサポート等
  • 受講形式                講義、ペアワーク
  • 対象学年                幼稚園年長〜小学6年生
  • 受講料          11,000円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑪個別指導Axisロボットプログラミング講座

Axisロボットプログラミング講座は、全国に展開している個別指導塾。

大きな特徴は、ソニー・グローバルエデュケーションが販売する「KOOV」を使い、同社と共同開発した独自カリキュラムで教えていることです。

子どもたちはカラフルなブロックでロボットを作ってプログラミングで動かし、機械の仕組みやプログラミング的思考などを習得していきます。

  • 授業形式          個別指導
  • 生徒の対象年齢     小学1年生〜小学6年生・中学生
  • 使う教材          KOOV、Python
  • 授業回数          2回/月
  • 教室数          565校

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑫Swimmy

Swimmyは都内にとどまらず、地方にもフランチャイズ教室が増えているスクールです。

「リアルワールド志向」をコンセプトに、パソコンの中だけでなく身の回りのものと教材を組み合わせながら、現実世界の課題・解決方法を考える「視点」を育てます。

3年間の学習でプログラミング言語「Python」のスキル習得を目指せると謳っており、生徒の理解度にあわせてカリキュラムをすすめられる完全個別指導など、保護者へのアピールポイントも多いです。

教育事業やIT関連業が未経験でも運営できる、充実したサポート体制なのは嬉しいポイント。

さらに生徒の平均継続月数24ヶ月以上、平均顧客単価16,551円と高い客単価・継続力です。フランチャイズのプログラミング教室開業を考えている人にとって、魅力的な加盟先といえるでしょう。

  • 加盟金         2,000,000円
  • ロイヤリティ     初年度5%、2年目以降10%
  • オーナーサポート          初期研修、集客・運営・スキルアップサポート等
  • 受講形式              個別指導
  • 対象学年              未就学児(年長)〜高校生
  • 受講料          11,000円〜

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑬テックジム

テックジムは、「忙しい人も挫折した人も無理なく確実に。頑張らない。」をモットーに運営しているプログラミング教室。

大人も対象のプログラミング教室の中では唯一FC展開しているスクールです。

学生プログラマーを多数輩出しており、エンジニア採用に力をいれたい企業との協業も視野に入れたフランチャイズ経営ができるでしょう。

  • 開業費用    100万円
  • ロイヤリティ  20%
  • 学習スタイル  実践型・自習
  • 教材内容    python、Ruby on Rails、機会学習、GAS、スマホアプリ開発
  • 対象      中学生〜シニア
  • 入会金・費用  入会金33,000円・月謝22,000円

おすすめプログラミング教室フランチャイズ:⑭テックグローバルスクール

テックグローバルスクールは、全てのレッスンを英語と日本語で実施するプログラミング教室。パソコンスキルのみならず、算数、理科、社会などの大切な知識と結びつけて習得することを目指しています。

プログラミング以外の理科系の学習を、机上の理論だけでなく体験学習を通じた授業が評判です。

そのほか、モノづくり現場やIT企業の見学を実施し、本物に触れる実践的なIT学習ができるのが魅力。

  • 開業費用     28万円〜(うち加盟金15万円)
  • ロイヤリティ   1,800円/生徒1名あたり
  • 学習スタイル   講義型
  • 学習内容     Scratch
  • 対象       小学生
  • 入会金・費用   加盟店により

プログラミング教室のフランチャイズまとめ

プログラミング教室は、今後の需要や将来性にも期待が高い業種です。学校がプログラミング授業を必修化したという追い風を受けて今後教室の数も大きく増加するといわれています。

しかし競争も激化することになりますので、フランチャイズ本部選びも慎重に選択する必要があるでしょう。信頼できるフランチャイズ本部を選び、順調に経営できれば、複数店舗経営も可能です。

そうなると収益的にも大幅にアップしますので年収1,000万円以上も実現可能な業種といえるでしょう。

また、フランチャイズのプログラミング教室を選べば、多くのサポートを受けられます。

プログラミング教室の開業を考えている人は、フランチャイズ展開も候補として考えてみてはいかがでしょうか。

最近はフランチャイズ展開しているプログラミング教室も多いので、ご自身にぴったりのコンセプトやサポートを受けられるスクールも、きっと見つかりますよ。

フランチャイズチャンネルでも、プログラミング教室のフランチャイズについて語っている回がありますので、是非ともご覧ください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。今回の記事が参考になりましたら幸いです。

最後に…

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